好きなこと☆好きなだけ☆好きなままに…
蜜蜂と遠雷(恩田 陸 )
2017年03月30日 (木) | 編集 |


俺はまだ、神に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、
そして音楽を描き切った青春群像小説。

著者渾身、文句なしの最高傑作!

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は
世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」

ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は
音楽界の事件となっていた。

養蜂家の父とともに各地を転々とし
自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。

かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇し
CDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、
長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。

音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンで
コンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。

完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される
名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。

彼ら以外にも数多の天才たちが
繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を
勝ち抜き優勝するのは誰なのか?
(Amazonより)

久しぶりに恩田さんの本読みたくなり
近年発売の中で書評がいいもの選んだら
予約中に直木賞受賞のニュース。

それまでの予約待ち人数が一気に増えました。
早くに予約していたから
さほど待つことなく私の番に(^-^)/

分厚かったので貸出期間2週間
いっぱいいっぱいで読了しました。

最近ピアノや音楽をテーマとした作品
なんだか多いような気がします…
ドラマであったり、小説であったり。
ブームなのかしら?

久しぶりに恩田さんの読み応えのある本に
出逢った気分です。
どこかの書評でチョコレートコスモスを
思い出すようなと書かれていた気も?
私も同感です。

恩田さんの本好きなんですが
SFぽいの、幻想的なストーリー
ちょっとついていけないタイプの本もあるので
そういう意味では今回は読了感満足してます。

クラシックを文章で表現すると
こんな風になるんですね♪
と言っても、私、これらのクラシック
あまり思い出せません…
ただこの本読んでから、
聞いてみようかなと思い始めて…ます。

クラシックのコンサートは
今までに行ったことありますが
こんな風にイメージして鑑賞したことないので
クラシックに感じる考え方が少し変わりました。
違う角度からクラシックを捉えたような気がします。
また違って見える世界があるような気もしました。

主要登場人物の中で
私が一番魅力的に感じたのは亜夜です。

長いストーリーだったので
少し流し読みしたところもある中で
特に立ち止まって読んだのがカザマジンのくだり。
この二人が関わるシーンが魅力的でした。
この先どう感じるの?みたいな。
2人の関係性というよりは
コンサート曲への捉え方。表現の部分で♪

明石は名前が気になって(笑)
人柄はなんとなく好きだったかなあ。

実はこの中で私の中で
一番印象が薄かったのがマサル。
何度か戻って読み直しした部分あるものの
マーくんとアーちゃんのくだりが思い出せない(^^ゞ

でも一番気になったのは彼らの演奏です。
恩田さんの創りだしたイメージと
私が読んで感じたイメージは
同じなのかなあ?実際どんな感じだろう?と。
クラシックも思出せないので
まずは曲を聞いてみたいなと思っています。

なので実写で見てみたいような
あえて小説のままだから感じる魅力を
大切にしたいような…。

とにかく恩田ワールドの中では
一押しの一冊になりました(*^^*)
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