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2016-08-18 (Thu)


ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく
静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

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| 作家:ヤ行 | COM(-) | TB(-) |
2005-01-02 (Sun)
白い巨塔
山崎 豊子

新潮社
2002-11
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おすすめ度 

医者も一人の人間だから財前教授の医療ミスも
そこまで裁かれなければならなかったのか?と
思う部分もあったけど、改めて小説読んでみると…
医療技術よりもむしろ、医者の姿勢のありかたについて
考えさせられた作品だったのかなあとも感じた。
医者も一人の人間というならば、
人としての誠意も必要だし、病気を治すだけが
医者の仕事ではないってことを考えて欲しかった…
そういう目線で見た時、やっぱり山崎さんの描く
主人公の共通点みたいなものも感じた。
財前教授も里見先生もきっと志は同じだったはず。
こういう結果になってしまったことに悔しさもあるけど
どちらの生き方もすばらしく輝いていると思いたい。
告知についてはとても難しい問題で
この作品が発表されてから何年もたつ今でも
いろいろな考え方があると思うけど…
個人的にはやっぱり告知はすべきでないと思ってます。
もちろんその人によりけりなんだろうけどね。
私もひとごとではない部分もあったので
いろいろ考えてみる機会ができました。
読み応えのある一冊でした!ツカレタ…(笑)



| 作家:ヤ行 | COM(0) | | TB(0) | |
2004-12-31 (Fri)
日出処の天子 (第1巻)
山岸 凉子

白泉社
1994-03
売り上げランキング 38,245

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おすすめ度 

 『日出処の天子』山岸涼子 白泉社文庫 

オークションで落札したのに
ずーっとしまいっぱなしでした>何年前?(笑)
最初はコミックスからだと入りやすいので
いろんな人からお奨めって聞いてたし
イラストはすぐは、なじめなかったけど
何気に手にしてしまったのがことの始まり(^^;

17条憲法を制定した聖徳太子の物語。
6世紀の飛鳥地方が舞台になりますが
この頃の歴史ってけっこうややこしい。
王子の名前がなんとなく覚えづらくて…

聖徳太子の時代の小説は一度も読んだことなくて
知ってることといえば歴史で習ったことくらい。
NHKのドラマで一度見たことはあるけど
彼のイメージはそのときは全然変わらなかった。
いわゆる10000円札の肖像画そのまま。
(一万円札知ってる世代ばればれ?(笑))

今回読んで…おそろしくイメージが変わりそう…
どの部分がとは合えて言いませんが(爆)
とにかくイメージかなり変わっちゃいそう(^^;
コミックスだからこうなのかもという気もしますが
こんな風に描かれる訳も理解できる気はしました。
とはいえ、これでいいのか?という気も…
抽象的なコメントばかりになっちゃいますが(笑)

ただ太子様の魅力にひかれる部分はかなりあったよ!
これまたどういうところがとは言いがたいけど…
変な意味ではなくてね。精神的な部分、感情面は
時代を超えて共感できる部分はあると思うんだけど
生活や考え方という面ではどうしても理解できない
部分あると思うんで、ちょっと考えてしまうかな。

蘇我氏についても好印象が少し出てきたかも。
里中さんの『天上の虹』を始め、
天智天皇以降の時代を知ると蘇我氏批判な感情が、
同じく里中さんの『長屋王残照記』読むと
藤原氏批判的感情が、
『女帝の手記』読むと藤原氏の思いも
少し理解できたり…と知れば知るほど
歴史上の人々の誰のなしたことも
批判できない気分になってしまいます。
それぞれの切実な思い、苦労がわかってしまうから。
もちろん許されざるべきことも多くあるけど。
それが歴史の魅力であり、
その歴史の積み重ねから現代が成り立ってるんだろうな。
と思うと、ますます歴史にみせられました\(^o^)/

とにかくこんな魅力を持ってしまった以上
長編読書大嫌いな(笑)私でもあの本を
読んで見なくては…という思いにかられてます。
黒岩重吾さんの『聖徳太子』デス。来年第一号だわ!

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| 作家:ヤ行 | COM(0) | | TB(0) | |
2004-12-15 (Wed)
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)
山崎 豊子

新潮社
2001-11
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おすすめ平均 

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新潮社 1995~1998年

国民航空の社員 恩地一の波乱万丈の人生を描く

同期でライバルでもあった行天四郎が

社内でエリートコースを進んでいくの対して

恩地は組合で真実をつらぬいたがために

数奇な運命をたどることになる。


組合の実態、会社の規則、実際の現場が
どのようなものか、実際はわからないけど
主人公の立場で見ると何度も憤りを
感じずにはいられなかった…(><)
正しいことをするとなぜこうなるの?
誰が正しいか一目瞭然なのになぜ?

これが現実の社会なのかなあと思うと
最後の最後まで悔しい気分になった。(T^T)

でもひたすらそれに挑む?恩地さんにもかなり脱帽(^^;
普通なら見きりつけてそうなのにすごいよねー。
大和魂なのか昔ながらの日本人的性質なんだろうか…

3巻で日航機墜落事故の現場がリアルに描かれるが
文章だけなのにそれでさえ目を背けたくなるような
残酷な光景だった。当時のニュースの記憶はあるけど
実際の現状の様子はあまり知らなかっただけに
この事故の部分を読むとあらためてショッキングだった。
遺族の悲しみ、怒りはもっともだったと思う。

起こってしまった事故は最終的には不運な事故と思うしか
ないのかもしれないけど、せめて責任者たちには、
現場を見て認めることは認めるべきではないだろうか?
あくまでこの作品を読んでの個人的感想ですが…(^^;

この作品に出てくる中で唯一心が安らいだのが
恩地さんと恩地さんを信頼してる組合の人々たち。
そして国見会長だったんだろうなあ。
物語の最後の最後までひっくりかえしてくれたけど
恩地さんと国見会長の出会いは決して無駄では
なかったと思いたい。恩地さんがしてきたことも含めて。

最終的に彼はふたたびかの地に行くことになるけど
いつかきっとそれが報いられるときが来ることを
願いたい、信じたい…と切に思いつつ読了しました。

山崎さんの作品初めて読んだけど、長いだけあって
疲れたのと(笑)読み応え十分でした。(*^^*ゞ
最後にひとつだけ報われたこと…ラストの行天さん(笑)



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2004-05-24 (Mon)
クライマーズ・ハイ
横山 秀夫

文藝春秋
2003-08-21
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